7/31/2016

ブログ引越し

全体的にすっきりしていてこちらのブログ使い始めましたが、
文章打つときにうまく変換できなかったり、
写真貼るときに面倒だったり、
使いにくい点があったので、
再びアメブロに戻ります。

引越し先は下記になるので、
よろしくお願いします。



ブログ引越し先
http://ameblo.jp/miyatahiroyuki1977/entry-12185664055.html

7/30/2016

実験と研究と開発と

少し前にも紹介した、
REPEATING INDIGO TAPERED PANTS。

これは生地別注をかけて、独自な雰囲気になるように試行錯誤した。
他のデニムとは少し違う、凹凸感。
加工を工夫することで、柄をはっきりさせない、絶妙で中途半端な加工を施した。
ここで加工をとめることで、僕にとって新鮮なデニムにすることができた。

一緒に写っている色の薄い方は、プリーチをかけて色を落としすぎてしまってボツにしたサンプル。
いろんな工程を想像しながら、実験を繰り返しながらちょうどいい具合を探す。

作っていると、料理みたいな感じ。
食材を使って、自分の満足いくところに仕上げていく。

写真のようにブリーチしてしまえば、はっきりした柄が出てくるので、
履いて味を出して、総柄を楽しむこともできる。

デニムで言うヒゲやアタリとは少し違う、柄の経年変化を楽しんでほしい。

デニムって夏に汗をかいて履くと、色落ちが早い。
不潔なんだけど、いい色落ちにしたくて夏にデニムをよく履いていた。
今から履いて、たまに洗ってを繰り返したら、半年で自分の味が出てくるはず。


7/29/2016

MAKEOVERのパラシュート




PARACHUTE PARKA
MO16AW-RS-PK01
ONE COLOR
¥29,800-(税抜)

「MAKEOVER」のラインが立ち上がって、まずはこのアイテム。

パラシュートを解体、再構築。
パラシュートは薄くで風を通さない素材だから、
いろいろな意味で使える。
軽くて持ち運びもしやすいから、カバンの中に入れておきたいアウター。
USEDのリメイクなので、1点1点デザインが異なります。
なにげに2016AWの立ち上がりの中で、一番人気


今の積み重ねとワッフル


2016AWが立ち上がってまだ1週間弱。
暑い時期が続きますが、
そろそろ夏の格好にも飽きてきている。

そんな中、まだ紹介もしていないのに、
少し動きの早いアイテムを紹介。 




¥14,800-(税抜)


ワッフルの実物大ともいうべき生地。
Tシャツのデザインだけど、この生地のボリュームを考えて、
アウターとしてのTシャツを提案しました。
もちろん1枚で着ることもできる。
よくこんな素材作ったな〜という単純な印象で着てもらえればそれだけで、
すべてが伝わる、そんな印象のTシャツ。


話は変わるけど、SUGALABOの須賀洋介(中学の同級生)と最近よく会っている。
同級生といえども、大げさではなく世界一の料理人だと彼をリスペクトしている。
そんな彼が一緒に行った焼肉屋で熱く語っていた。

仕事は考えないと楽しくない。
だれかが考えたそのレールにのっかたり、誰かの指示のもと動いているそんな仕事が楽しいわけがない。
仕事を楽しくしたいのであれば、まずはその仕事のことをしっかり考えれるようになることが大切だと
熱弁していた。
もちろん考えたあとは発言と実行。
自分の将来に不安だったりして自分がどうするかを考える人が多い中、
目の前にある、仕事を考えないでしている人が多くなっているのこの世代は悲しいと話していた。
未来は現代の積み重ね。
将来明るくしたいのであれば、今。そう今が大切。
今できることを積み重ねて自信をつけよう。









REPEATING INDIGO TAPERED PANTS

もうすぐ入荷する
少し変わったパンツを紹介。

 この生地は柄の部分と無地の部分で使っている糸が違い、無地の部分にはインディゴの染料を使っています。
ポリウレタンが入っているからか、
糸のバランスが不安定なせいか原因の詳細は不明ですが、
染料をストーンウォッシュという石をいれて洗う加工をすると部分的に色が落ちて独特な風合いの生地になりました。
ところどころ色落ちしている感じが気に入り、自分でよく履く機会の多いVarde77で よくリリースしているテーパードパンツのかたちに、この生地を合わせて製作しました。インディゴの生地のため、比較的細いシルエットで履いたほうが、履き 込んで色落ちをした時に元々の生地の総柄と自分の履いていたシワなどの色落ちがミックスして、面白いデニムになることが想像できます。総柄のパンツです が、色落ちする前はシンプルなデニムに見えるので、コーディネートの幅も広いでしょうし、普通のデニムより変化を存分に楽しめると思います。
凹凸があって、色落ち具合も独特。

なかなか他では見かけないようなパンツになっていると思います。
あえて、たくさんあらって表情の変化を楽しんでほしい!

来週発売予定!

REPEATING INDIGO TAPERED PANTS
VR16AW-ST-PT01
ONE COLOR 
SIZE1,2,3
¥20,800-(税抜)


モデル着用サイズ SIZE2 182cm 65kg

7/24/2016

立ち上がり

昨日から立ち上がったVarde77の2016AW。
初日から反応がいいようで嬉しい!

40'S ZIP&BUTTON JACKET

NO.9016AW-AN-JC01

COLOR: BEIGE GRAY( 1 , 2 ) , BLACK( 1 , 2 )

SIZE : 1 , 2


40'S ZIP&BUTTON PANTS

NO.9016AW-AN-PT01

COLOR: BEIGE GRAY( 1 , 2 ) , BLACK( 1 , 2 

SIZE : 1 , 2






40年代のスエードジャケットのデザインを参考に異素材で復刻したこちら。
展示会の時から、すごい反応がよかった。
インナーとしても着れるジャケット。
こんなアイテムマニアックを復刻&アップデートするのは、好きなものを作るという姿勢でいないと出来ない。

パンツの方も履き心地最高。

まだ秋ものだけど、オンシーズンにはなくなってると思うのでお早めに!




7/18/2016

2016AW

もうすぐVarde77 2016AWが立ち上がる。










「MY PRIVATE COLLECTION」と題して、今の等身大の自分を反映したようなラインナップ。
最近、この等身大という言葉がやたら自分に響く。

20代はアメリカで古着のディーラーとして買い付けをたくさん経験した。
普通の古着屋では入れないような、アメリカ全土のボロ屋と呼ばれる古着の倉庫を
何十件も買い付けに回る、少し特殊な買い付けのやりかた。
この買い付けの仕方は今では日本で出来る古着屋さんは1件もない。
現在日本にある古着屋の古着や古着の卸で買える商品は日本用に厳選された古着である。
日本以外の国に選ばれた日本に入ってこない古着にもたくさん面白いものもあった。
でもそんな古着は日本では日の目を浴びない。

20代の時は、僕の周りにはプロの古着のバイヤーさんばかりで、
取引のため、古着の知識ぶつけ合いや値段の駆け引きばかりをしていました。
そんなことばかりしていると、その古着屋の光景としてはあたりまえのことに
疑問を抱くようになり、それとは別のなにかで自分の主張をしていきたいと発想するように
なった。

昔ながらの古着屋はうんちくのばかりで、そんなうんちくのぶつけ合いに嫌気がさしてきた。
でも、うんちくが嫌いなわけではない。
古着屋の普通のやり方が苦手なだけ。
独立してからも、レアな古着ばかりを載せてうんちくを語るような雑誌は古着の未来を壊すと
感じて、雑誌への掲載も断り続けた。
でも、断ってよかった。
もうその雑誌はなくなっている。
全世界の中でも東京ほどファッションに敏感な場所はない。
こんな小さな国の密集した場所にたくさんのファッションが集まってきている。
この中で、古着から得た経験をかたちをかえて、提案していきたいと思って早10年。

自分で古着をセレクトするようにREVIAL 90% PRODUCTS Varde77のアイテムを作るようになった。
今回は新しく「MAKEOVER」という古着のリメイクにも挑んだ。
もちろんVarde77の通常ラインもある。

しかし、今回はいろんなラインやアイテムのバランスを考えることなく、
好きなものばかり、欲しいものばかりで、ラインナップを組んだ。
ブックを作る時も、好きな絵やギター、雑貨なんかもイメージに組み込んで、
好きなものだけのコレクションブックのような気持ちで製作。

非常に思い入れが強い。

もうすぐ待ちに待ったコレクションが少しずつはじまる。

立ち上がりは、一見シンプルだけど、素材や細かいディティールに特徴があるアイテムたちで
構成。

中にはごく少量生産のものもあります。
お店でお楽しみに!