少し前にも紹介した、
REPEATING INDIGO TAPERED PANTS。
これは生地別注をかけて、独自な雰囲気になるように試行錯誤した。
他のデニムとは少し違う、凹凸感。
加工を工夫することで、柄をはっきりさせない、絶妙で中途半端な加工を施した。
ここで加工をとめることで、僕にとって新鮮なデニムにすることができた。
一緒に写っている色の薄い方は、プリーチをかけて色を落としすぎてしまってボツにしたサンプル。
いろんな工程を想像しながら、実験を繰り返しながらちょうどいい具合を探す。
作っていると、料理みたいな感じ。
食材を使って、自分の満足いくところに仕上げていく。
写真のようにブリーチしてしまえば、はっきりした柄が出てくるので、
履いて味を出して、総柄を楽しむこともできる。
デニムで言うヒゲやアタリとは少し違う、柄の経年変化を楽しんでほしい。
デニムって夏に汗をかいて履くと、色落ちが早い。
不潔なんだけど、いい色落ちにしたくて夏にデニムをよく履いていた。
今から履いて、たまに洗ってを繰り返したら、半年で自分の味が出てくるはず。
0 件のコメント:
コメントを投稿