7/30/2016

実験と研究と開発と

少し前にも紹介した、
REPEATING INDIGO TAPERED PANTS。

これは生地別注をかけて、独自な雰囲気になるように試行錯誤した。
他のデニムとは少し違う、凹凸感。
加工を工夫することで、柄をはっきりさせない、絶妙で中途半端な加工を施した。
ここで加工をとめることで、僕にとって新鮮なデニムにすることができた。

一緒に写っている色の薄い方は、プリーチをかけて色を落としすぎてしまってボツにしたサンプル。
いろんな工程を想像しながら、実験を繰り返しながらちょうどいい具合を探す。

作っていると、料理みたいな感じ。
食材を使って、自分の満足いくところに仕上げていく。

写真のようにブリーチしてしまえば、はっきりした柄が出てくるので、
履いて味を出して、総柄を楽しむこともできる。

デニムで言うヒゲやアタリとは少し違う、柄の経年変化を楽しんでほしい。

デニムって夏に汗をかいて履くと、色落ちが早い。
不潔なんだけど、いい色落ちにしたくて夏にデニムをよく履いていた。
今から履いて、たまに洗ってを繰り返したら、半年で自分の味が出てくるはず。


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